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呉市で空き家の処分に悩んでいる方に向けて、ここでは空き家を解体工事する方法について分かりやすく紹介していきます。解体するメリットやデメリットもまとめているので参考にしてください。
空き家解体は安全性確保と資産活用に有効です。補助金や融資制度を活用し、計画的に進めましょう。
呉市では、空き家の増加が大きな課題となっています。平成30年(2018年)の総務省「住宅・土地統計調査」によると、呉市の空き家数は27,960戸、空き家率は22.6%に上り、全国平均の13.6%や広島県平均の15.1%を大きく上回っています。この背景には、人口減少と高齢化の進行があります。令和2年(2020年)の国勢調査では、呉市の人口は約214,600人で、過去20年間で15%以上減少。世帯数や1世帯当たりの人員も減少しており、住宅需要の低下が空き家増加に拍車をかけています。
こうした状況に対し、呉市では空き家の有効活用や危険な空き家への対応を進めています。放置された空き家は安全面や景観への悪影響が懸念されるため、早めの対処が重要です。解体費用の助成や活用方法の提案など、市の支援を活用することで解決の糸口を見つけやすくなります。空き家について困りごとがある場合は、まずは市の相談窓口を利用してみてはいかがでしょうか。
空き家を放置すると、台風などの災害に巻き込まれた時に倒壊や破損などのリスクがあります。その結果、大事故に繋がる可能性もあり、周辺住民に迷惑をかけてしまうことも。そうなると高額な損害賠償を請求されるかもしれません。雑草の手入れもないぶん害虫問題も起こり、周辺州民とのトラブルになるケースも起こり得るでしょう。
空き家を解体し更地にしてしまえば、そのようなトラブルを未然に防げます。また空き家の管理や巡回などの手間も省け、状況次第では補修工事の負担も軽減できるでしょう。更地にしたほうがスムーズに売却できるケースもあるなど、解体するメリットはいくつかあります。
解体が必ずしもメリットだけをもたらすわけではなく、残念ながらデメリットもあります。
デメリットのひとつは固定資産税などの税金が高くなることです。建物がある土地の場合、固定資産税は最大1/6、都市計画税は最大1/3まで軽減されるため、空き家を取り壊すことで固定資産税を数倍支払う可能性があります。この制度があるからこそ、空き家を放置してしまう人が多いのかもしれません。まずは不動産に詳しい専門家に固定資産税の増額がどの程度か確認したほうが良いでしょう。今の負担と比較し、解体するかどうか検討してください。
また解体するためには解体業者に依頼する必要があり、その工事費用を負担しなければならないというデメリットも。建物の構造や周辺環境などでも工事費用は大きく左右されるため、複数の解体業者に見積もりを出してもらい比較することが大切です。
空き家の解体は、準備段階から計画的に進めることが重要です。ここでは、解体依頼から工事完了までの流れをわかりやすく説明します。
空き家解体を成功させるためには、信頼できる解体業者の選定が大切です。複数社に相談し、見積もりを比較することが推奨されます。見積もりの際には、解体費用に含まれる項目や追加料金の有無、業者の経験や評判も考慮しましょう。
業者に依頼を決めると、現地調査が行われます。調査では、建物の構造や敷地の状態、周辺環境を確認し、解体に必要な工程や費用を見積もります。見積もりは各社で異なるため、細かく確認し、不明点があれば業者に質問しましょう。
見積もり内容に納得したら、正式に解体工事の契約を結びます。契約書には工事日程や費用、支払条件が明記されているため、契約前に内容をよく確認してください。信頼性の高い業者では、契約時に工事に必要な書類や事前準備についての案内もあります。
解体工事をスムーズに進めるため、事前準備が欠かせません。工事前には、周辺住民への挨拶と、必要に応じて自治体への届出を行います。多くの業者は近隣挨拶を代行してくれるため、業者と相談し対応方法を確認しましょう。
工事開始後も、工程の進捗状況を定期的に確認することが大切です。進捗確認には、写真や報告書を活用する場合が多く、業者にお願いすることでスムーズに確認できます。また、騒音や振動が発生する際には、事前に周辺への配慮が行われているかも確認ポイントです。
工事完了後は、産業廃棄物の処分証明書の確認を行います。処分証明は、廃棄物が適切に処理されたことを証明するもので、万が一のトラブルを防ぐために保管しておくと良いでしょう。必要に応じて、自治体への解体完了届の提出も行います。
解体工事の一括査定サービス『くらそうね』(https://www.crassone.jp/price)によると、呉市の解体費用相場は木造で3.1万円/坪、鉄骨で3.4万円/坪、RC造で6.0万円/坪となっています。
※金額の税は不明、2021年3月時点
| 延床面積 | 木造 | 鉄骨 | RC造 |
| 10坪 | 31万円〜44万円 | 34万円〜47万円 | 35万円〜80万円 |
| 20坪 | 62万円〜88万円 | 68万円〜94万円 | 70万円〜160万円 |
| 30坪坪 | 93万円〜132万円 | 102万円〜141万円 | 105万円〜240万円 |
| 40坪坪 | 124万円〜176万円 | 136万円〜188万円 | 140万円〜320万円 |
| 50坪坪 | 155万円〜220万円 | 170万円〜235万円 | 175万円〜400万円 |
参照元:クラッソーネ
(https://www.crassone.jp/price)
呉市では所有者の空き家解体の費用負担を軽減するためにいくつかの補助金が用意されています。
呉市では、危険な空き家を解体する際の費用を一部助成する「危険建物除却促進事業」を実施しています。この制度は、危険な建物を取り壊し、事故や周辺環境への悪影響を未然に防ぐことを目的としています。対象となるのは、呉市内にある住宅で、不良度判定基準と危険度判定基準を満たした建物です。所有者や土地所有者であれば、呉市外に住んでいても補助を受けられる場合があります。ただし、土地所有者の場合は建物所有者の同意が必要です。補助金額は解体費用の30%、上限30万円ですが、条件次第で最大50万円まで増額可能です。解体工事は呉市内の許可業者に依頼する必要があります。
危険な空き家の除却に助成(危険建物除却促進事業)について詳しく見る
呉市預託金提携融資制度は、解体費用を低金利で融資する個人向けのサポート制度です。呉市と中国労働金庫が提携し、住宅の解体費用やリフォーム、教育費などに活用できる融資を提供しています。解体費用が高額で負担が大きい場合でも、2.28%(保証料込)の低金利で融資を受けられるため、費用を抑えたい方におすすめです。
融資額は最高500万円まで可能で、インターネットから仮申し込みができるのも便利なポイントです。仮審査結果は翌平日営業日に通知され、通過後は本申し込みの案内が届きます。必要書類や手続きについて詳しく説明があるので、スムーズに進められるでしょう。他の補助金や融資制度との併用が可能かどうかは明記されていないため、詳しくは中国労働金庫呉支店へ直接お問い合わせください。
【空き家・引っ越しなど】
家をなるべく安く解体したい
引用元:ドイ公式HP | 解体事例掲載数 | 103件 |
|---|---|
| 参考価格 | 木造30坪以下 60万円~(税不明) |
【火災処理・売却など】
とにかく早く解体したい
引用元:修榮公式HP | 解体事例掲載数 | 3件 |
|---|---|
| 参考価格 | 木造19.8坪 92万円(税不明) |